深田洋介・編
ナナロク社
〈立誠小学校DNA の本棚〉
小学校の男子ならきっと誰もが熱中したファミコン。本書には、たくさんのタイトルとそれにまつわる思い出がつづられている。当時の小学生にとって、ファミコンはコミュニケーションツールのひとつだった。どんなソフトを持っているか、どこまでステージをクリアしたかでランク付けされ、ランキング上位の人間には人が集まり、神格化される。ただし、女子には全然モテない。ゲームの攻略がうまいやつほど女性は攻略できないのだ。世の不条理を知ったのは、この時が初めてだったと思う。おかげで、今もまだ私はレベル1のままだ。(普照)
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