立誠図書館の図書について
立誠図書館は本館と4つの分館である、かどっこ図書館〈コミュニティー〉、かどっこ図書館〈アート〉、かどっこ図書館〈キッズ〉、かどっこ図書館〈メモリー〉(野外展示)からなります。蔵書は5つのカテゴリーに分け配架しています。
<京都歩きの本棚>*本館
内側から、外側から、あらゆる視点から眺めた京都に関する本を所蔵しており、観光で訪れた方にとっては京都ガイドにもなるはずです。
<立誠小学校DNA の本棚>*本館、かどっこ図書館〈コミュニティー〉
日本映画原点の地として、また角倉了以によって開削した高瀬川の風景など、この里の磁場を表している本があります。
<食べる本棚>*本館
どんな年齢層でも興味を持つ汎用性があり、ネット時代において唯一無二のアナログコンテンツである「食」に関する本は強い引力を発揮します。京都文化のひとつである珈琲本やたべもの絵本など、あらゆる「食べる」があります。
〈世界の入口となる本棚〉*本館、かどっこ図書館〈キッズ〉
子どもから大人まで楽しめる絵本、おはなしの本、図鑑・事典など、新しい世界への扉を開くきっかけとなるような本を幅広く置いています。
〈アートの本棚〉*かどっこ図書館〈アート〉
様々な芸術が発展してきた京都を背景とするアーティストの本を中心に、絵画、工芸、写真、建築、現代アート、ファッションなどの本があります。
【幅允孝】立誠図書館企画
BACH(バッハ)代表。ブックディレクター。人と本がもうすこし上手く出会えるよう、様々な場所で本の提案をしている。羽田空港と原宿にある「Tokyo's Tokyo」や、二子玉川「フォーティーファイブ・アール」などショップでの選書や、千里リハビリテーション病院のライブラリー制作など、その活動範囲は本の居場所と共に多岐にわたる。著作に『幅書店の88 冊』(マガジンハウス)がある。
【中川学】立誠図書館イメージイラスト製作
イラストレーター。家業は浄土宗西山禅林寺派の僧侶。05 年、ドイツの美術出版社TASCHEN 発行の、今世界で注目すべきイラストレーターを紹介した本「ILLUSTRATION NOW!」に選ばれ掲載される。また07 年以来ロンドン発の雑誌monocleの挿絵、表紙絵を手掛けるなど、京都から世界へと活躍の場を広げている。関西を中心に活躍する挿絵師集団<七人の筆侍>の一匹。
【Special Thanks】
花田睦子(えほん館、かどっこ図書館〈キッズ〉選書協力)
中井孝幸(あいち工業大学、図書館家具設計アドバイザー)